おうち時間が長いので、よくお取り寄せをしているのですが、今回お取り寄せしたのは、イタリア語で「焚き火」を意味する名の付いたレストラン「falò」のお料理です。「ミシュランガイド東京2020」には、「ビブグルマン」として掲載されていて、実は気になっていたお店なんです。オーナーシェフは樫村 仁尊さん。おうちで家族とのパーティーでいただきました。お取り寄せをしておうちでゆっくり楽しめるなんて、幸せすぎますね。■falò 6品セット・季節の焼きリゾット・自家製のソーセージを詰めた王様しいたけのクリーム煮・falò自慢のミートソース・イカがたっぷり入ったイカ墨パスタソース・オッソブーコ・ポルケッタ■季節の焼きリゾット季節によって違うようなのですが、私がお取り寄せしたのは、かぼちゃの焼きリゾット。その時々で旬の食材を取り入れて、季節感のあるメニューをご提案くださるそうです。こちらのリゾットは焼きリゾットということで、フライパンで焼いて食べるのですが、焼きながら付属のパルメザンチーズをパラパラっとかけていきます。両面しっかり焼いていくのですが、チーズが溶けて焼き目がついていくことでしっかりとリゾットが固まっていきます。ふわっとチーズのいい香りがして、この焼いている時間が楽しい。表面はチーズでカリッとパリッと、中はしっとりとしたリゾットの完成です。このリゾットは娘たちに大人気で、私も食べたのですが、大半は娘たちが食べちゃいました。■自家製のソーセージを詰めた王様しいたけのクリーム煮まず、しいたけの大きさに驚きました。北海道の七飯町・福田農園から取り寄せた「王様しいたけ」に、豚肉にハーブやスパイスを練り込んで作った自家製のソーセージがたっぷりと。湯せんで温めていただくのですが、袋を持っただけでずっしりです。温めたらお皿に。肉厚でジューシーなしいたけとソーセージ。温めなおしても固くならず、じゅわっと肉汁が口の中に広がります。しっかりと味もついているので、食事だけでなく、お酒のお供にもぴったり。たっぷりとクリームソースも入っているので、残ったソースにパンをつけて残さずいただきました。白ワインとの相性抜群のひと品です。■falò自慢のミートソース肉とトマトのホール缶、香味野菜のみで作られたミートソースです。シンプルなお料理ほど、おいしく作るのって難しいんですよね。パスタソースは冷蔵庫で解凍しておいたものを湯せんするだけ。塩を入れたお湯でパスタを茹でて、そこにバターを絡めたものにソースをかけるのがおすすめの調理方法だそう。豚のバラ肉、牛のアキレス腱や首肉やバラ肉を粗く挽いているので、写真でもわかるように、食べ応えのあるひき肉。いろいろな部位が入っているので、食感も楽しめました。当たり前ですが、やっぱり自分で作ったものとは全然違って、プロの味でした。チーズなどを足したりしなくても、このソース、そのものがおいしいので、幸せを感じる味。毎日食べても飽きない、ミートソースでした。いろいろな料理にアレンジしてもおいしそう!■イカがたっぷり入ったイカ墨パスタソースイカスミだけでなく、イカの身やワタも使われている、イカがたっぷり入ったイカ墨パスタソースです。おうちでよくパスタを作る方も少なくないかと思いますが、イカ墨のパスタって、なかなか作らないですよね。私はデリバリーをしておうちで食べることがあっても、家で作って食べるのははじめてでした。湯せんをして、パスタに絡ませるだけでお店の味が楽しめる一品。イカもゴロゴロ入っていて、満足感の高いパスタソースだと思いました。程よい塩味にコクもあり、贅沢な料理に。記念日など、特別な日に食べたいです。イカは季節ごとに、その時最も美味しい種類のものを使っているんだそうですよ。おすすめだという辛めの白ワインと一緒にいただきました。■オッソブーコイタリア・ミラノの郷土料理をおうちで堪能できる一品です。仔牛スネ肉のトマト煮とサフランリゾット。調理は、冷蔵庫で解凍したものを、食べる時に湯せんするだけでOK。オッソブーコとサフランリゾットがセットになっていました。肉だけで約550gのボリュームがあるので、本当にズッシリ!!!湯せんをして、お皿に出してみると、ゴロゴロと大きなお肉がたくさん出てきたのには驚きました。お皿に盛りつけて食べてみると、お肉がホロホロっと口の中でとけていき、噛まなくても旨みが口の中に広がりました。トマトや野菜の甘みを感じられるシンプルで優しいソースとサフランライス。お肉は骨の中の骨髄まで食べちゃいました。お酒と一緒に食べる方は、オリーブオイルをかけると味を変えながら食べることができますので、おすすめ。大人2人で食事として楽しむのにも充分なボリュームがありました。■ポルケッタイタリア伝統の料理・イタリア風ローストポーク、ポルケッタ。なかなかおうちでは作らないお料理です。厳選した豚バラ肉の塊を秘伝のスパイスやハーブ、塩でマリネして、焼き上げているんだそう。前日に冷蔵庫に入れておいて、食べる時に湯せんするだけで本格的なポルケッタを食べることができます。フライパンで焼き目をつけてもおいしいみたい。スパイシーキャベツもついていたので、一緒に添えてみました。ボードに置いただけなのに、テーブルが一気におしゃれに。食感もよく、赤身と脂身のバランスが最高です!ハーブやスパイスの香りが鼻からぬけて、噛めば噛むほどおいしくて。赤ワインと一緒にいただきました。お酒と一緒にだったので、大人4人くらいで食べても満足感があります。インスタグラム(フォローしていただけるとうれしいです)この投稿をInstagramで見る久保居亜由美(@himekagami)がシェアした投稿■SNS フォローしていただけるとうれしいです(クリックできます)@himekagamihimekagami